2021.06.04

メールマガジン

OSCメールマガジン 2021年6月2日 恵比須化学工業 ~オーツ麦由来のオイル~

さて今回ご紹介させて頂きますのは、  恵比須化学工業株式会社 です。

 

Oat lipid E

オーツ麦由来のオイルで、天然の細胞膜リン脂質やセラミド等の皮脂成分を豊富に約10%含む。

オイルをそのまま塗っていただいても非常に肌なじみがよく、べたつきが少ない。

スーパービタミンEと呼ばれるトコトリエノールが含まれており、非常に安定性が高いため、生詰めの案件にいかがでしょうか。

 

・皮膚におけるOat® Lipid e成分の機能性

コレステロール皮膚構造における角質細胞と3種類の細胞間脂質(コレステロール、セラミド、脂肪酸)の関係はレンガとモルタルの様な関係です。

もしコレステロールが失われたとしたら、角層細胞は鱗屑として剥離し始めます。

 

・皮膚角質層の構造

・リン脂質

親水性の”頭”と疎水性の”尾”を持つリン脂質は、 界面活性剤としての働きの他に効果の高い保湿剤でもあります。

またこの構造体は皮膚バリアを形作る成分そのものであるため、皮膚に容易に吸収される特性があります。

リン脂質は皮膚バリアをサポートします。

これは、Oat® Lipid eのリン脂質がヒトの体内で合成されるそれと同質の化学的性質を持つためです。

 

・セラミド

天然型セラミドは合成セラミドよりも効率的に皮膚に浸透することが知られています。

ヒト皮膚の天然化合物であるセラミドには6種類の存在が知られています。

皮膚中のセラミドの利点は、肌をしっとりとしなやかに保つ機能を越えて、シグナル伝達分子として作用します。

セラミドは毛髪に結合し、ポーラスヘアを減少させ、キューティクルの再生を助けることができるため、ヘアケア製品やコンディショナーに添加されます。

 

・トコトリエノール

抗酸化物質トコトリエノール中の不飽和側鎖は、効率的に飽和脂肪酸層を有する組織に浸透できるため、アンチエイジング化粧品に最適です。

トコトリエノールは紫外線被曝によって発生する過酸化脂質を減少させることで皮膚の酸化ストレスと戦います。

トコトリエノール、トコフェロールは生体膜において過酸化脂質に対する抗酸化物質として非常に良く知られています。

そしてトコフェロールの中ではα-トコフェロールが最も活性の高い構造と言われています。

また現在までの研究では、トコフェロールよりもトコトリエノールの方がin-vivoにおいて高活性であることが証明されています。

スーパービタミンEといわれる所以です。

 

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恵比須化学工業株式会社の特徴

ベタイン、キシリトール、白樺樹液などの天然由来原料を中心に

約40年フィンランドから様々な原料を輸入している会社です。

最近は国産の天然由来原料も数多く取り揃えており、特に沖縄県の

ユニークな原料も充実しています。

 

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5月26日の皆既月食は御覧になりましたか?

今回日本で観測された皆既月食は、2018年以来3年ぶりに観測されました。

皆既月食は太陽と地球、月がほぼ一直線に並び、月が地球の影に完全に隠れる現象です。

今回は、1年間で最も大きく満月が見える「スーパームーン」の時期とも重なりました。

 

次に日本国内で観測出来る皆既月食は、2022年11月8日、スーパームーンの皆既月食は

2033年10月8日となります。

今回私は観測出来なかったので、皆様も12年後まで頑張って、その日を迎えましょう!

 

 

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